INSTITUTION INTRODUCTION

施設紹介

アイリス歯科クリニックでは、ホワイトニングや歯周病治療、インプラントメンテナンスやフッ素塗布などの予防(ケア)処置・クリーニングなどのデンタルエステには歯科衛生士とのコミュニケーションを大切にしたケアを受けて頂くために、治療スペースから離れた場所に静かな予防(ケア)個室ユニットを用意しています。

1高度なバリアフリーを実現したエクステリア
高度なバリアフリーを実現したエクステリア

 従来の歯科クリニックの常識にとらわれず、デザイン性の高い建物です。天然木を多く使用し、優しさと先進性を表現した歯科医療施設専用のエクステリア。地域との共存、開かれたやさしい歯科クリニックを、天然木を多く使用した意匠で表現しています。
 設計の段階から車いすや体の不自由な方、こどもや妊産婦さん、荷物をお持ちの患者さんの来院を想定し、駐車場、エクステリアのスロープ、自動ドアのエントランスから廊下、診療コーナー、トイレ・パウダールームまで徹底的なバリアフリーを実現しています。院内はわざわざスリッパに履き替える必要なく、靴のまま診療ユニットまで上がっていただけます。
 また、スタッフは細かな心配りができるよう研修を行っています。お手伝いができることがございましたらお気軽にお知らせください。
広く駐車しやすい大型駐車場 (10台)
 歯科医療施設としては最大級の10台収容の無料駐車場は進入角度、駐車間隔を計算し、運転が苦手な方、ベビーカーや車いす、運転が苦手な方の利用を想定し、ドアを広く開いても隣の車にぶつかりにくい設計になっています。

夫婦とベビーカーに乗った赤ん坊
2高度にIT化され、ホスピタリティあふれるフロント
高度にIT化され、ホスピタリティあふれるフロント

 アイリス歯科クリニックのフロントは診察券を受け取り、予約をするだけのただの受付ではありません。丁寧な「おもてなし」が可能な受付となるよう、設計段階から十分に配慮された受付です。
 一般の方のカウンターの他に、一段低いカウンターを設置することにより、車いすやこどもの患者さんからもしっかりと診察券を受け取ることが出来、受付から待合室やキッズルームの様子が見渡せる機能的な受付スペースとなっています。
 また、患者さんを極力お待たせしないように、院内LANによるデジタルカルテシステムを導入し積極的に活用しています。

男性と女性のイラスト
3開放感あふれ、JAZZや洋楽の流れる快適な待合室
開放感あふれ、JAZZや洋楽の流れる快適な待合室

 個別に配置したデザインチェア、カウンタータイプのテーブルなど様々な患者さんにご満足いただけるよう配置した清潔な待合室です。天井高を高くとり開放感のある待合室を実現しています。雑誌や図書、大型TVモニターなど診察をお待ちいただく時間にもできるだけ退屈しない工夫をしています。
 また、他の歯科医療施設とは異なる空間演出のため、またリラックスして診療を受けていただきたいと考え、モダンJAZZ数千曲をBGMとして選曲しています。アイリス歯科クリニックは、居心地のよいCAFFEやBARのような、歯科クリニック「らしくない」環境づくりを心がけています。

お母さん・赤ちゃん・コップ・歯ブラシ
4キッズルームを完備
キッズルームを完備

 「育み」をテーマにしたアイリス歯科クリニックのキッズルームは診療日・診療時間には毎日、開放しています。おもちゃや手が触れるところは毎日洗浄・エタノールによる消毒を行い、常に新しいおもちゃと交換するなど感染予防にも十分配慮されています。

5快適なバリアフリートイレ・パウダールーム
トイレ
 

 体の不自由な方の使用も楽なようにユニバーサルデザインでバリアフリーを実現していることはもちろんですが、最近の医療機関におけるトイレは快適空間であることが必要条件とされています。
 機能として単純に用を足すだけのトイレではなく、照明技法やBGM、アメニティを用いて清潔でかつ利用者の快適を第一に考えたトイレ・パウダールームを目標にしています。

観葉植物・洗面台
6完全個室カウンセリングルーム
完全個室カウンセリングルーム

 アイリス歯科クリニックでは、カウンセリングを大切にしています。
 いきなり治療を開始するのではなく、静かな完全個室のカウンセリングルームで自己紹介をさせて頂き、ゆっくりとお話しを伺い、まずは治療に関する疑問や希望を伺います。治療に関しての疑問や現状の説明はデジタル化された患者さんの口腔内の臨床データを基に大画面のモニターで説明することができます。
 患者さんのご意見がクリニックを育て、スタッフを育てます。カウンセリングルームは患者さんとスタッフ双方向のコミュニケーションの場と考えています。

7プライバシーに配慮された完全個室の診療コーナー
プライバシーに配慮された完全個室の診療コーナー

 プライバシーに配慮しつつ、開放的な診療室に仕上げた完全個室の診療コーナーです。先進の歯科材料の導入や様々な工夫により、嫌な「歯科医院特有の臭い」も徹底的に排除しています。
 診療ユニットはシンプルかつスマートな高性能ユニットを採用。発熱が少ないLEDライトやホールド性の高いシートなど、高度な歯科医療を提供するのに十分かつ患者さん目線のやさしい診療ユニットです。また、診療ユニット前に掛けられた大型液晶モニターによる診療状況の確認・説明は歯科医師にとっても患者さんにとっても大きなメリットとなります。
 全診療室が高度な口腔外科手術から修復、日々のメンテナンスまで幅広く対応できる先進の完全個室診療コーナーになっています。

診療

医療機器紹介

MEDICAL EQUIPMENT INTRODUCTION
1歯科用コーンビーム3D-CT(アサヒAUGE SOLIO)
歯科用コーンビーム3D-CT(アサヒAUGE SOLIO)

 アイリス歯科クリニックでは、パノラマ(大きな領域のレントゲン)、デンタル(小さな領域のレントゲン)に加え、三次元での画像診断を目的とした歯科用コーンビーム3D-CT(以下3D-CT)を導入しています
 3D-CTはコンピュータを駆使したデータ処理と画像の再構成で断層写真を得ることができる画像診断装置です。歯科専用3D-CTは顎顔面領域を撮影することに最適化され、コーンビーム方式を用いているためコーンビーム3D-CTとも言われています。主に歯科領域ではインプラントや嚢胞、歯根破折、親知らずの抜歯などの治療に用いられますが、歯性上顎洞炎(歯が原因の蓄膿症)や根管形態などの診断にも応用されることがあります。
 アイリス歯科クリニックでは、この他に根管治療や歯周病治療にも応用し、これまで経験やカンに頼っていた治療に対してもデータに基づいた治療が可能です。三次元の高画質画像を用いることで、従来の断層方式パノラマX線写真や口内法X線撮影法では判別できない、痛みや症状の原因の究明に役立ちます。医科に比べて、歯科用3D-CTは、領域を絞ることで、より精密で高精細な画像を断面や3Dで観察することができます。従来型の平面(2D)で撮像するレントゲンよりも3Dで撮像可能な3D-CTの方が痛みや病気の原因の判明に有効であることは明白です。
 アイリス歯科クリニックの3D-CTは朝日レントゲン AUGE SOLIOを採用し、患者さんが被ばくする放射線量は従来機種の1/5とほぼ無視して構わない低水準を実現しています。また、他院からの3D-CTの撮影依頼にも応えています。

2 デジタルレントゲン、電子カルテ、大型液晶モニター
デジタルレントゲン

 歯科用3D-CTの他にもパノラマ撮影装置、デンタル撮影装置に至っても一般的なレントゲンと比較して圧倒的に被ばく量の少ないデジタルレントゲンシステム採用しました。
 院内のパソコンはLANで接続され、撮影直後にユニット前の大型モニターにて撮影画像の確認が可能です。もちろんカルテはすべて電子カルテ化し、待ち時間の低減、恒久的なカルテの保存を図っています。
 また、各治療スペースには大型モニターを設置し、患者さんに治療内容を理解していただきながら治療を進めていきます。

3 無痛治療を目指して (表面麻酔、電動注射針、麻酔薬保温ウォーマー、最細ディスポーザブル注射針)

 歯周病やむし歯があるのがわかっているのだけれど、痛いから行きたくないと思っていないでしょうか?しかし、歯周病やむし歯は放っておいてよくなるものではありませんし、将来的に歯を抜かなければならない状態にまで進行する可能性があります。でも、どうしても歯科治療は痛いから足が遠のいてしまう・・・。従来型の歯科クリニックでは、確かに患者さんに対する疼痛への配慮が軽視されていたかもしれません。アイリス歯科クリニックはまず痛みを取り除くこと、このことが歯科への敷居を低くする一つの要因だと考えています。
 アイリス歯科クリニックでは歯科(麻酔)治療に伴う痛みを極力軽減するために、①効果の高い表面麻酔薬の塗布(麻酔針が刺さるときの疼痛を軽減します)、②一定の速度・注入圧を保つ電動注射器の使用(麻酔薬の注入速度・圧を一定にすることにより、注入時の疼痛を軽減します)、③体温と同程度の温度に麻酔カートリッジを温めるカートリッジウォーマー(麻酔薬と粘膜の温度差を無くし、注入時の疼痛を軽減します)④歯科用として世界最細のディスポーザブル(使い捨て)注射針(33G short)を使用します。⑤コミュニケーションを主体とした脱感作技法によりリラックスして治療を受けていただきます。アイリス歯科クリニックでは、無痛治療を目指して上記のような5重の疼痛軽減策を講じています。
 また、一般的に口腔外科を専門とする歯科医師は解剖・組織学的に麻酔時に痛みの少ない部位、確実に麻酔が効く部位、量、タイミングなどの麻酔に関する知識・技術を持っています。しかし残念ながら歯科治療の多くは基本的に外科処置ですので、痛みを「0」にすることはなかなか難しいのが現実です。従来の歯科医師は患者さんが痛みを訴えても「ガマン、ガマン!」「治療なのだから痛いのはあたりまえ!」と治療を続行していましたが、多くの場合、痛みは麻酔薬を追加することで容易に解決することができます。お気づきの点がありましたら気軽に声をかけていただければと考えています。※一部口腔外科手術などの処置では通常の太さ(31G)の歯科用ディスポーザブル注射針を使用させていただきます。

  • 33G short
  • カートリーエース・プロ
  • ペンレステープ
  • CAPRI
位相差顕微鏡(いそうさけんびきょう)
位相差顕微鏡

 口腔内には500~700種の細菌が生息していると言われています。こうした細菌が歯周病や虫歯の原因となっています。歯周病を起こす細菌は健康な状態であっても存在する細菌(常在菌)です。歯周病治療を行ったとしても細菌を0(ゼロ)にはできませんが、極力数減らすことが歯周病活動を抑えたり、再発を少なくすることにつながります。
 本来、口腔内に存在するう蝕や歯周病の原因菌は無色透明で、通常の顕微鏡での観察は困難です。位相差顕微鏡とは物体の部分的な厚さや屈折率の大小によって透過光に生ずる位相差をフィルターを使って染色せずに明暗の差に変えて観察することが可能な顕微鏡のことです。
 現在、位相差顕微鏡は予防歯科の必須アイテムと考えられています。アイリス歯科クリニックでは、実際に患者さんの口の中に存在する細菌を観察していただき、口腔ケアのモチベーションアップに利用しています。